上野~根津 ぶらり旅


こんにちは、masaです。

休日に、久しぶりに地元観光?に行ってまいりました。

行き先は、近年注目を浴びている谷根千(谷中・根津・千駄木)です。
この辺りは本郷と同じく、戦災の影響をあまり受けなかった為、
古き良き街並みが所々に残っていることから、東京散策の人気スポット
となっています。

今回は上野駅よりスタートです。

上野に新しく出来たスポット、UENO3153(サイゴウサン)でお昼を食べてから出発!
『精養軒』などの有名店もありますが、1階のフードコートは子供連れでも気軽に
立ち寄れるファーストフード的な店舗もあり、上野動物園帰りにも利用しやすいです。
UENO3153

この建物が出来る前、ここには『西郷会館』という古い建物があり、現在と同じように
ファミリー向けレストランなどが入っていました。
時代は変わっても、役割を変えずに残っているって、素晴らしいことですね。

この建物の上には、有名な西郷隆盛の像があります。
(エレベーターで昇ることができます)
西郷隆盛像

ここは上野の山でも見晴らしがいい高台で、上野の中央部が一望できます。
月曜日にも関わらず、記念写真を撮る観光客や、風景画を描く方であふれていました。

山の裏側には、不忍池(しのばずのいけ)が広がっています。
不忍池、ハスの葉

ちょうどハスの時期は過ぎてしまい、大きな葉だけが残されていますが、夏には大きな花が咲き、非常に見ごたえのある風景となります。
残念ながらきれいな写真が撮れませんでしたが、ピークの頃には、
ハスの花

こ~んな写真が撮れるに違いありません。(画像はイメージです)

池の真ん中には、水とお金の神様、弁財天を祀る建物があります。
私も、密かに商売繁盛を祈願してきました!
不忍池、弁財天

ここから弁天様の裏のほうへ抜けていくと、ちょうど上野の中心部から見て
池の反対側に出ます。
さらに15分ほど歩くと、お目当ての根津の辺りです。

この辺りから、おしゃれなカフェや、雑貨屋さん等が増えてきます。
根津の裏道、雑貨屋さん

なんだかとってもおしゃれな雰囲気ですね~。
上野は台東区、根津は文京区。ちょうど区の境目の辺りですが、今現在文京区内で最も
おしゃれなエリアなのではないでしょうか?
自分も目移りしてしまって、殆ど写真を撮ってませんでしたが、
実際に歩いて見たら、より雰囲気が味わえると思います。

最後は根津神社です。場所は本郷側から見て、ほぼ東京大学の裏側辺りになります。
根津神社、入口

1706年に江戸幕府五代将軍徳川綱吉が現在の社殿を造らせて以来、
ほぼ当時のままの形で門や社殿、塀が残されているため、
国の重要文化財に指定されております。

あまり知られていないかもしれませんが、この総漆塗りの豪華な神社は、
江戸期の神社建築の中では最大の規模になるそうです。
根津神社、遠くから望む
確かに、規模は違いますが、日光の東照宮のような雰囲気と、奥行きのある境内の造りはとっても豪華です。

本殿です。
根津神社、本殿

毎年4月~5月の『文京つつじ祭り』の頃には、
もこもこした植え込みが一面つつじの花で埋め尽くされます。
時期が合えば、また行きたいと思います。
つつじの茂み、花は咲いてません…

9月には、『日枝神社山王祭り』『神田明神神田祭り』と並ぶ、
「江戸三大祭り」のひとつでもある、『根津権現祭り』が催されます。
これを聞いて「エッ!」と思う方もいらっしゃるかと思います、
「江戸三大祭り」というと、『浅草三社祭』とか、『鳥越神社例大祭』が
有名なので、おかしいといえばおかしいのかもしれません。

でも、これには深~い江戸っ子たちの気質が関わっています。
大雑把に言いますと、江戸っ子は地元のお祭りが一番だと思っています。
だから、根津神社の近くに住む地元の方からすると、『根津権現祭り』は
三大祭りに含まれるそうなんです。(他にも理由はあるのですが‥)

というわけで、根津神社から東京大学の脇を抜けて本郷に戻ります。
ここで、今回のお散歩は終わりです。
どこを見るかによって大分変わってきますが、今回は目的の谷根千は
ほとんど回る時間が無く、上野方面中心となってしまいました。
大人の方なら半日か
けてゆっくり歩くぐらいがちょうどいいでしょう。

☆今回のお散歩コースはこちら☆

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